元山：歴史と資源が豊かな都市

元山（韓国語: 원산; MR: 元山）は、北朝鮮の江原道にある都市です。朝鮮半島の東海岸に位置し、首都平壌から約120キロ北にあります。この都市の人口は約 25 万人で、石炭、鉄、マグネサイトなどの豊富な鉱物資源で知られています。元山の歴史は古く、高句麗時代 (紀元前 37 年 – 紀元後 668 年) まで遡り、重要な都市でした。朝鮮時代(1392年～1910年)の港湾都市。現在、元山は北朝鮮の主要な産業の中心地であり、市内とその周辺には多くの工場や鉱山があります。この都市には、元山博物館や松島園国際児童キャンプなど、いくつかの文化的観光スポットもあります。元山は、近年、北朝鮮政府によって、特に鉱業と重工業の分野で重要な経済開発の取り組みが行われている場所です。 2018年、政府は、2025年までに年間最大1,000万人の観光客を呼び込む目標を掲げ、同市を観光と外国投資の主要拠点に開発する計画を発表した。しかし、これらの計画は国際制裁によりほとんど延期されている。そして現在進行中の新型コロナウイルス感染症（COVID-19）のパンデミック。